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創作物語 ThunderForce forever

第25話 駆け引き - 生きる為の選択 -

 バフラヴィッシュが補給艦と接触したとき、ロイら一行は、小惑星帯の中、目的地へ向けて小型艇を進めていた。アクエリアの指定したポイントは、浮遊する小惑星帯の中でも、少し空間が開けており、その中心に、周りと比べて比較的大きな岩石を示していた。それは近づくにつれ、光を放っていた。
 光は、他の岩石とパイプのようなもので接続され、流れ星のように時折流れている。まばゆい個々の光は規則的に動き、一つの大きな生命体を連想させる。気づくと、3つの光の束が近づいていた。それらは、中立を示すL.E.Oのカラーリングをし、ロイらを誘導し始めるのだった。
 着艦を許されたロイ達は、誘導灯とL.E.Oに導かれ、巨大な岩石の下部付近に近づく。薄く開かれたドック部分に進行した。入り口は、ウエハースのように横に長く、細かく分断されている。個々の入り口からはL.E.Oや小型艇が出入りしている様子が見える。ロイ達は速度を慎重に落とし、その一つへゆっくりと侵入した。
 ハッチの閉まる軋む音が、艦内に聴こえてくるようだった。
 各々は艦外スーツのバイザーを下げ、小型艇が固定されるとロイは扉を開き、外へ出る。そこには先ほど案内人をしたL.E.Oから降り立ったパイロットらが、出迎えていた。

 「はじめまして。」

 ベーシック通信で挨拶が交わされる。
 ロイが前に出てバイザー越しに顔を確認すると、手を差し伸べた。出迎えた3名のうち一人が一歩前に出て握手を交わす。

 「アクエリア特殊部隊中尉リサ・アルフォードであります。以下、私の部下、エルとEJ。基地内のお伴をまかされております。わからないことがありましたら、何なりと申し付けください。」

 リサは、部隊長を務めているには若く、女性だった。ロイは、3名を確認すると、下船したハミエル達を簡単に紹介した。このバイザー越しで行われた短い挨拶だったが、彼は、彼女達との意思の疎通を感じていた。

 「さっそくだが、会合の場へ案内してもらいたい。」
 「承知しております。その前に、ロッカールームをご案内致しますので、着替えを済ませてください。それと、所持品を預からせてもらいます。武器の持ち込みはそこより,一切禁止と致します。」
 「わかっている。」

 定例事項のように事は進んだ。
 内部に目立った武装はなく、警戒心が少ない印象を与えた。ロイは、各所の壁を触り、質を感じ取りながら奥へ進んだ。基地全体の造りに即席感は無く、外見から想像されるひどい様子も無かった。むしろ、センスを感じ取れるほど、統一感があった。
 所々マーキングのようにアクエリアを示す模様が描かれており、その色と形は統一した室内に反映されている。岩石をくりぬいた空間を感じさせないのは、入り組んだエアダクトや配線を徹底したデザインで覆い隠し、シンプルな印象を植え付けているからだろう。殺伐とした軍艦での生活が長いロイらは、この光景に癒しを感じているようだった。
 部屋に案内された彼らは、扉を開ける。
 
「遅いぞ。」

 入るや否や、男の声がした。
 それは、ロイ達をここへ呼び出した張本人、オルグだった。彼は、先に到着していた。
 大きくソファーに座り、膝を組んでいる。そして、到着した顔ぶれを確認すると、またすぐに声を上げた。

 「なんだ、GUARDIANSの捕虜を連れてこいと言ったはずだが?。」
 「事情により、変わりを連れてきた。」

 ロイは素直に答えると、後ろのセネスを笑わせた。オルグはセネスを知っているようで、彼女の笑い顔から、視線をずらすように制服を整え直し、立ち上がった。
 簡単な挨拶を交わす中、各人は艦外スーツを脱ぎ、制服に着替える。一服する間もなく、リサが扉を叩いた。
 通路を静かに歩く3名。ハミエルを先頭に、ロイとセネス、オルグと続いた。
 しばらく進んだ後、リサは歩く速度を緩めた。すると、前から歩いてくる数名の男達が見えた。ロイは気づくと目を凝らす。男達はこちらに気づくこと無く、二手にわかれ、片方は部屋へ、もう片方は、来た道を戻った。

 ロイはさらに目を細め、つぶやいた。

 「彼らは…。」
 「ああ、当然、来ると思っていた。元銀河連邦軍司令長官、現GUARDIANS総帥『オン・M・ハイゼン』…。」

 ハミエルもまた厳しい目をして、そう答えた。
 セネスは、彼の顔が気に入らなかったのか愚痴をこぼすが、オルグは、彼女の間を割ってロイの肩を引き寄せた。そして、念を押すようにもう一度彼の名を告げた。だがロイは、彼よりも、分かれたもう一人の男が気になった。
 リサは足を止め、先ほど男達の入って行ったドアの手前で、こちらを向いた。

 「ここです。中には、我々アクエリア代表『ペルナ・フェンタ』様がお待ちです。取り乱さぬよう、お願い致します。」

 彼女は、ロイらの反応に対応して、そう述べるのだった。
 ドアは開かれ、少し暗い部屋が広がった。床、壁、テーブルとすべてがガラスのように透け、青い空と大地が映し出されている。足下を覗くと、宙に浮いている感覚となった。そして、ただただ、広い空間が、宇宙空間を連想させる。
 その扉より、中央奥に配置されたテーブルの、さらに一番奥から声が聞こえてきた。

 「ようこそ。我がアクエリア支部へ。歓迎します。」

 その声は、続けてロイ達を歓迎した。

 「私は、アクエリア代表『ペルナ・フェンタ』。みな、P・Pと呼ぶ。好きにしてくれて構わない。よろしく頼む。」

 オルグが一歩前に踏みでる。足音が静かに落ちていく。映し出された空の高さを感じさせるようだった。

 「我々は、S.O.Lを代表してここに来た。名は『オルグ・フォルスマン』、オルグで結構だ。隣にいるのが、ハミエル准将、クズハ大尉、そして、セネス大尉だ。」

 P・Pは、立ち上がり、用意した席を示すように手を優しく差し出す。指示された所がほのかに光、浮き上がるように座席が現れる。テーブルもそれに呼応し、優しく光る。
 部屋は会議の場を作り始める。

 「ほう…。偉くなったものだな、ハミエル。」

 声を上げたのは、反対側に座るオンであった。
 ハミエルは、オンの顔を睨むと共に、リサに誘導され、席へと歩く。
 歩く度に足下から波紋が広がり、それは水面を表しているかのように空間へ浸透して行く。その光景は、誰もが心和らげる幻想的な演出だった。だが、ハミエルは、終始オンを睨んでいた。

 「では、両者そろったところで、始めるとしよう。長い前置きも必要ないだろう、事は簡潔でなければならない。ケルベロス・システムを司る、コントロールパネルについてだ。」

 両者、P・Pの顔を横目で促す。

 「我々アクエリア住民は考えた。あのパネル存在意味を…。…結果、必要の無い物と判断した。よって、君らに返却する。どちらも、これを欲すると思う。だから、この会合がもたれたのだ。我々は中立の代表であるからな。」

 オンは、不適に笑い、肘をついてP・Pへ手のひらを返した。

 「何が欲しい。」

 ハミエルは、膝に置いた拳を握りしめながら、彼の言葉をこらえた。

 「総帥、あなたは、我々に何を与えてくれます?、火種以外、我々へ送られてきた物は無いと思っていたが。」

 P・Pのすぐの反応に、オンの眼差しが変わった。
 P・Pは、演出されたこの空間を示し、ヴィオス大戦でアクエリアスの受けたダメージは、緩やかに回復していると唱え始めた。一度死にかけた惑星を再び蘇らせる過程とその技術を説明し、環境コントロールシステム『GAIA』を歌った。そして、銀河連邦への皮肉じみた言葉でののしった。

 「私は、あなた方を信用していません。我々の恒星系を破滅へ導いた張本人。」

 ひと呼吸置くと、オンへ目をやり、口を開いた。

 「しかし、感謝もしている。そこには、生命の営みを育む、大切な駆け引きも存在していたからだ。そこで、あなた方への更なる取引をしたい。これはビジネスだ。」

 その最後の言葉に、セネスはうっすらと頬を緩めた。

 マサヤは、何度目かのあくびをした。
 彼は、Syrinx解析に全く手が出せなくなってきていた。先ほどから、エレンの作業を見つめているだけだった。彼女はマサヤのことなど気にもせず、コンソール画面を見つめては、キーを叩いている。すると、部屋の奥から音がした。

 「お前ら、なにやってんだ!?。」

 フランクが、懐中電灯を片手に、見回りをしにきたところだった。エレンは、突如の声に我に帰るように振り向いた。彼を見るや否や、救済を求めマサヤの方に顔を向けたのだった。マサヤは、突発的な事に呆然とした。

 「何をやっているんだ。その端末は、中央に繋がっている…エレン、君にはSyrinxのこともあり、コードを渡していたが…。」
 「ち、ちがいます!。Syrinxには未知の部分が多すぎて…、あれを使う者として、なんとかしたかったんです。」

 フランクの誤解を解くため、エレンは資料とコンソールを見せようとした。
 二人のやり取りに、ようやく事を察し、マサヤはフランクの態度を止めるよう割って出た。

 「僕が…、…やろうって言ったんです。僕に責任があります。」

 フランクは、あきれた顔をして、マサヤを見つめる。そして、懐中電灯の明かりを消し、ポケットに入れると、目をつぶって頭をかいた。

 「…そうか…、わかった。だが、勝手に使ったことは、許すわけにはいかないな。オルグさん達と共有していない情報を、中央のコードで実行することに問題ある。彼らにバレたら、ただ事じゃない…。」

 何も返す言葉は無かった。マサヤはエレンの行動に少し不安を感じていたが、それは頭の片隅でしかなかった。だが、的中していた。二人は、顔を見合わせると、フランクに謝り始めた。
 エレンは、ケーブルを束ね、片付けを始め、マサヤもこれを手伝った。

 「悪いことじゃないのなら、こそこそやらずに、堂々とやれ。俺達やオルグさん達にもちゃんと断ってな。」

 マサヤには、エレンは謝るばかりで弁解する気がないよう見えた。そのことに少し苛立ったのか、フランクの最後の言葉に、マサヤは反論し始めた。

 「フランク、なんで、この部隊に出資するオルグさんという方達をそんなに意識するんですか?。お金とか、そういうことのために…。」
 「…、お前なぁ、わかったような口聴くなよ。今日、朝飯食っただろ?。それはどこからでてんだ?。」

 マサヤは半分開いた口を残して、言葉を失った。

 「彼らは、武器を持って戦うことはできないが、我々に出資する、つまり協力するで、戦っているんだよ。」
 「営みですね。」

 フランクとマサヤの空気をエレンが包んだ。

 「そうだ。エレンちゃん。マサヤ、お前、ちったぁ勉強しろ。最前線がすべてじゃない。お前が安心してSyrinxに乗れるのも、俺やエレンちゃんが整備しているからだろ?、その整備部品も、オルグさんが調達してくれているからだろ。」
 「その部品を作っている工場は、私の故郷にもありましたよ。」

 エレンは、少し笑っていた。フランクも大声で笑い、エレンとオーン恒星系点在する兵器産業について花を咲かせた。マサヤは、膨れっ面をしたが、冷静に言葉を受け止めようとしていた。そんなマサヤにフランクは気づき、話しを続けた。

 「オーンとの戦いは、俺達人類の生死に関わっていた。利潤は生きることとして動いていた…軍に所属しない者は生産することで、それが得られたんだ。ただ俺達は、死ぬか生きるかしか考えてなかったんだよ。みんな必死に、そして、何かを忘れたかのように。…それを、今になって…、こんな、わけのわからんこと、うまく行くと思うか?。みんな原始時代に戻っちまったんだよ。」
 「フランクは、戦争が終わる事を否定しているんですか?」
 「いや…、そんなことはない…よ。」

 彼は、少し悲しげに、複雑な表情を見せながら、目をそらした。
 マサヤは、深層心理に触れた気がして、嫌悪した。

 「これはビジネスだ。」

 P・Pは、もう一度大きな声で、復唱し、会議席を囲む人々を見渡した。

 「君たちの戦争が、私はこのライト恒星系の生きる道と感じている。」

 彼の言葉は皮肉めいてはいなかった。その言葉の真意をオンは感じる事なく続けた。

 「そうか…では、君の欲しいものは何だね?。何でもくれてやろうではないか。資源を多く有する惑星か?。オーン恒星系ならば好きなだけくれてやろう。」

 オンは傲慢な態度をさらけ出した。
 オーン恒星系は、S.O.Lを指示する人々がほとんどだった。しかし、現実問題として、GUARDIANSの管轄する惑星であり、所有物である。ハミエル達が、オンへ強い非難をしたところで、これは変わらない事であった。
 この恒星系は、豊富な資源をもたらしており、これがオーン帝国との火種となっていることは、周知の事実である。当時、銀河連邦は、オーン恒星系を攻略するごとに、その配下、開拓を広げていっており、その都度、移民が開始されていた。終戦後、各惑星は、完全に銀河連邦の管轄へ置かれ、短い間にさらに多くの銀河連邦の人民が移住した。だが、GUARDIANSの勢力拡大とともに銀河連邦が解散となったことで、その管理は、GUARDIANSへ移行している。各惑星住民の非難と衝突は拡大する一方となり、S.O.L結成に至ったわけだ。
 オンは、絶対的な支配者の威厳に満ちており、事の成り立ちなど鼻にもかけず、P・Pの手の内をさも読んだ風に話を進めようとしていた。だが、P・Pは、満足しなかった。ハミエルらを横目で促すと、口を開いた。

 「ほう。…だが、それではビジネスではない。」

 P・Pのこの言葉に反応し、セネスは小さく愚痴をこぼした。

 「ここの連中は、皆狂っているな…。」
 「…そうとも言うな。だが、私は理解しているつもりだよ。セネス大尉。」

 彼女の名を呼ぶところは、強調されていた。初めて出会った二人であったが、深く知り合った印象を促す軽い会話が広る。セネスは、その気持ちのやり取りに嫌気がさし、釘を刺す。

 「だから、たちが悪い。」

 オンは、白い歯をみせ、ハミエルをにらんだ。そして、すぐに怒鳴り上げた。

 「いいだろう、惑星エクセリーゼをくれてやる。」

 意表をついたオンの言葉に、オルグは机を叩いて立ち上がり、激怒する。

 「ふざけるな!!。あそこは我々の故郷だぞ!、それを貴様は!!。」
 「フン…、ならば、戦争などやめる事だ。」

 オンはオルグを軽くあしらった。
 GUARDIANSの王手に、P・Pは不適に微笑んでいた。だが、オンからの申し入れは、あまり良い反応ではなかったようだ。目を閉じて、何か頭に巡らした始めた。何度かうなずき、もう片方の手の指でテーブルを数回叩いていた。そして、肘をついてハミエルとオルグへ顔を向け、目を開いた。

 「S.O.Lの方々、GUARDIANSとの天秤がこれ以上のものを用意していただかないと、パネルは彼らのものとなりますよ。」

 ハミエル、オルグは、言葉を失なった。彼らに、この取引が行えるほどの財産は存在しないのだ。言葉を濁しながら、対応し始めた。
 すると、そんな彼らを見限ったのか、セネスは声を上げるのだった。

 「太陽系…、地球をくれてやろう、そこなら、あんたの望み通りのものがある。」

 セネスの言葉に、P・Pは、大きく反応し、声を上げた。もちろん、反応したのは彼だけではない。驚きを隠せなかったのは、ハミエルとオルグだった。

 「いいセンスだ、気に入った。オルグ殿、良い人材をお持ちだ。」
 「…、そうでもない。」

 オルグは、しばしの沈黙後、眉をひそめ吐き捨てるようにつぶやいた。
 オンはまさかの逆転劇に、悔しさを隠しきれないようだった。すぐの反撃も空しく、P・Pは、両方の取引は平等の物とした。
 S.O.L、GUARDIANSの両者望まぬ結末を迎えるのであった。

 「どちらも捨てがたいすばらしい取引だ。ビジネスとは楽しい物だ…こうでなくてはな。しかし、このままでは、このビジネスは成り立たない。困った物だ。」

 そう苦笑すると、今までの彼の表情とは違った不適な笑みが横切る。

 「では、こうしよう、両者争ってパネルと奪い取ってもらおう。もちろん、我々の手の内でね。」

 セネスは、目を閉じるのだった。
 彼の語るその方法とは、1部隊、4人までがアクエリアへ降下し、指示された地点にて、白兵による争奪戦を行うという内容だった。

 「時は、君らの衝突…、そう、クラウン航路上での戦いが開戦してから、丁度4時間後でいいだろう。…以上だ。」

 そういうと、彼は席を立つ。部屋を作り出していた光の芸術がそれと同時に柔らかに消え、彼の気配も消えた。両者とも、反論の余地はなかった。すると、次第にS.O.L、GUARDIANSとも、互い顔が見えなくなっていった。

 「はじめから取引などする考えていなかったわけだな!?、ふざけてる!。」

 ロッカールーム着くや否や、オルグはソファーにもたれ、ハミエルやロイに向かって、そう怒鳴り始めた。半分あきれた顔でハミエルはオルグをなだめた。だが、扉が開き、リサが、争奪戦の指示書を彼等に差し出す様には、あまり冷静にはなれなかったようだ。
 ハミエルは、彼女の手にある指示書を厳しく見つめ、静かに指示書を受け取った。

 「とんだ茶番だったのかもしれないが…、そうとも言えまい。これで、我々は、完全にGUARDIANSと同じ土俵になったのだからな。感謝すべきなのだろう。」
 「フンッ!、借りばかり作っていると、何から何までアクエリアに支配されるぞ。」

 リサは、少し済まなそうな顔をしたが、何も語らなかった。
 ロイは終始沈黙していた。そして、小さくため息をついた。セネスは、そんな彼の心境を見逃さなかった。少し寂しげに、彼の顔を肩をすくみながら、覗き込むのだった。

 オンは、自分の乗ってきた小型艇に乗り込み、座席に着いた。適当に締め付けたヘルメットを取り、スーツを緩める。すると、隣に立つ男の方へ目を向けた。男は、会合の席まで同行した人物だった。
 彼は静かに静止している。

 「…結果、我々に有利に事が進んだと、理解しよう。だが、このまま終わらせるつもりは無い。ハミエルには、一泡吹かせる必要があるようだ。頼んだぞ。」
 「承知致しました。」

 男は、そのまま船を降り、ドック内に固定されている自分のL.E.Oに向かって浮いた。素早くコックピットに乗り込むと、通信パネルが開いた。

 「いつでもどうぞ。ジーン大佐。」

 部下の声が聞こえる。彼は発進サインを送った。

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